めまいや頭痛、息切れ、倦怠感、味覚異常など
継続的ではないにしても、
こうした症状が時折見られるようであれば、
貧血を疑いましょう。
2015年に行われた厚生労働省の調査によると、
女性では10人に1人あたりの割合で
貧血の症状を抱えているそうです。
月経のある年齢のみに絞り込むと、
さらに確率は上がり、
5人のうち1人は、貧血であるともいわれています。
大量出血時にも貧血症状は起こりますが、
出血がない場合に起こる時は、
血液中の赤血球量と質が低下している状態なのです。
赤血球量が減少する主な原因は、
鉄分不足です。
鉄分不足からくる貧血である鉄欠乏性貧血は、
実に貧血の症状を抱えている
女性の約70%が該当するといわれています。
鉄欠乏性貧血と混同されやすいのは、
長時間立ったままでいたときに起こる
立ちくらみやめまいといった症状です。
この時に起こっているのは、
起立性低血圧という別の症状で、
脳貧血とも呼ばれています。
原因は、低血圧や自律神経の乱れであるといわれています。
体質や遺伝によって
起こることが多いとされている低血圧は、
日常生活に支障がなければ、
治療の必要性はないとされています。
日常における対処法として、
・早寝早起きといった規則正しい生活サイクルを変えない
・ラジオ体操やウォーキングなどの軽い運動を毎日行う
・やや熱めのモーニングシャワーで身体を目覚めさせる
・自律神経のバランスを乱さないよう、ストレスを溜めないように努める
などがあります。
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鉄分不足、低血圧や自律神経の乱れ以外にも、
貧血の原因とされているものがあります。
過多月経やがん、痔、血行不良、
葉酸やビタミンB12が不足することによっても、
貧血は起こるのです。
実は過多月経が起こる背景には、
子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜ポリープといった
婦人科器質性疾患が潜んでいる場合があるのです。
ほかには、黄体機能不全や無排卵性周期症などの
婦人科機能性疾患や、血液疾患などの内科的疾患が
原因となっている場合もあります。
昼間に夜用ナプキンを使用している、
月経血に血の塊が混じることがあったりしたら、
婦人科医の診察を受けられることをお勧めします。
婦人科器質性疾患や機能性疾患は、
妊娠を希望する女性にとって避けたい病気や疾病です。
早期発見ができれば、治療期間も短くなり
心身への負担も軽減されるでしょう。
食事療法やサプリメントの服用でも
対処が可能な貧血もありますが、
まずはご自身の貧血の原因がどこにあるのかを
正しく知ることが重要です。
少しでも疑わしい症状が見られたら、
かかりつけ医に相談してみましょう。
不妊子宝整体は、
不調の根本原因へアプローチすることで
自然回復力を高める療法でもあります。
不妊治療を行っていない方であっても、
妊娠力を回復させることは、
健やかな身体を手に入れることに等しいと考えています。
当院では、安心して施術を受けていただけるよう、
初回施術の方に限り、
お試し価格と全額返金制度を設けています。