「GABA」という名称は、
皆さんが一度は目にしたことがあると思います。
GABAとは、
Gamma Amino Butyric Acidの略で、
y-アミノ酪酸といいます。
y-アミノ酪酸は、体内において神経伝達物質の役割を果たしています。
主に血液循環系に作用する物質とされていて、
脳への血流促進や酸素供給の向上、
血圧上昇の抑制効果があることなどが発表されています。
チョコレートのCMやメディアでも取り上げられていますが、
食べたことはありますか？
適量を摂取することによって
抗ストレス効果も得られることがわかっています。
妊活中の方だけでなく多くの人がストレスを抱えて
生活をしていると言われています。
妊娠を希望するカップルにとって
重要なポイントは、
いかにしてストレスを軽減させるか
ということではないでしょうか。
ストレスが身体に及ぼす影響は、
ホルモンバランスの乱れや免疫機能の低下だけではありません。
ストレスが慢性化し、深刻になってくると、
食欲不振、不眠、慢性的な疲労や
精神的に不安定になるといった具合に、
身体面だけでなく精神面にも影響を及ぼすようになるのです。
実は、ストレスには良性のものと悪性のものが
存在することはご存知ですか？
良性のストレスは、期待を抱いたり、
想像を膨らませたりした時などに感じる場合が多く、
心地よいものとなります。
行動面ではアクティブになり、
精神的高揚は、楽しい気分にさせてくれます。
悪性のストレスは、
嫌悪感や悲壮感を抱いた時に感じやすいといわれています。
行動を起こすことが億劫に感じ、
人との関わりを避けるようになったり、
気分が沈みがちになるといわれています。
メリハリのある日常を送りたいのであれば、
軽度のストレスは必須なのだそうです。
ストレスを感じる必要があるのだとするなら、
どのようなストレスを感じたいかを
考えてみるのも良いかもしれません。
もしも、今過剰にストレスを感じていると
自覚しているのであれば、
ストレスの種類を選ぶよりも先に、
発散や軽減させることを考えましょう。
発散方法や軽減方法が思い浮かばない時
身体と精神の両方に作用してくれるのが、
GABAなのです。
GABAは本来、体内で必要量が作られています。
しかしながら、強いストレスや加齢に伴い、
生成量が減少する傾向があるのです。
現代人には不足しがちだといわれているGABAは、
チョコレートやサプリメント以外では、
発芽玄米やキムチなどの発酵食品に含まれています。
睡眠に作用しやすい夕食に、
GABAを多く含む食品を取り入れると
寝つきが良くなるというデータもあります。
食べ物から摂取されたGABAは、
腸から吸収され、求心性神経に作用するといわれています。
求心性神経は脳へと繋がっているため、
体内で生成されたわけではないGABAでも
神経伝達物質としての働きを行うことができるというわけです。
食べ物から、GABAや栄養をしっかりと吸収するためには、
内臓機能の正常化と、滞りのない血流を確保することが不可欠です。
不妊子宝整体での施術を通して、
健やかな内臓と滞りのない血流を手に入れましょう。